白銀橋(しろがねばし)から見る旧鹿島地区の面影(夕張)

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 シューパロダムが完成し夕張の鹿島地区がシューパロ湖の湖底に沈んだ時、シューパロ湖を渡り対岸へ行くべく建設されたのが今回ご紹介する「白銀橋」です。この白銀橋からはシューパロ湖の水位が下がった際、かつての鹿島地区の面影を見ることが出来ます。

 まずは白銀橋から見た上流側です。シューパロ湖の水面はかつての夕張川の様な姿です。中央に走る泥が堆積した道路はかつての国道452号線です。

 それではこちらの上流側で是非見てみてほしいものを紹介したいと思います。

 こちらが旭沢橋梁跡です。三菱石炭鉱業大夕張鉄道線が南大夕張駅が終点になる前の昭和48年まで使用されていた橋梁です。昭和48年までは更に上流側の大夕張炭山駅まで線路が続いていました。

 手前の旧国道452号線と旭沢橋梁跡。トラスド・ガーダー橋と呼ばれる下側にトラスがある珍しい橋梁です。シューパロ湖に沈んだ鉄道橋梁では「三弦橋」があまりにも有名ですが、こちらの橋梁もまた独特の形状でファンの多い橋梁です。

 続いて下流側を見てみましょう。陸地になっている部分は草も生い茂り青々としていますのでここまで水が来ることは稀なのかもしれません。

 下流側の雰囲気はこんな感じです。画面左手に見えるアーチ状の橋が旧白銀橋です。当時は夕張川を渡る橋でしたので、シューパロダム完成により多くの陸地が湖底に沈んだのかが理解できます。水位が上がると右の陸地も旧白銀橋も完全に水の中に沈みます。

 湖面から顔を出したアーチ橋、立ち枯れた木々という光景はここならではです。

 それではこの白銀橋から撮影した360度画像をお届けします。画面左の「(-)THETA」のロゴをクリックして貰うと「theta360.com」のサイトで大画面の画像を鑑賞することが出来ます。

シューパロダムを渡る為に作られた白銀橋です。シューパロ湖の水位が下がった時はかつての鹿島集落周辺の道路や鉄橋などが姿を見せます。 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

住所 〒068-0545 北海道夕張市
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