空知川露頭炭層展望広場
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今回は赤平市内を流れる空知川沿いにある露頭炭をご紹介します。この場所では本来地下深くにある石炭層が断層の関係で地上に露出しています。
ここは石炭層を実際この目で見ることが出来るスポットであると同時に、「この露頭炭があったからこそ赤平が石炭で栄えた」という赤平を語るうえで重要な場所でもあります。
こちらがその奥の看板になります。ざっくり言うと江戸時代に露出した石炭層が発見されたことが、その後赤平が石炭で栄えることになったきっかけになった様です。本来なら地下深くにある石炭層ですが、この一部分だけは断層の関係で地上に露出しています。
昔は藪をかき分け斜面を降りなければ露頭炭は見られなかった様ですが、最近になってこの様な展望台が設けられました。確かに竪坑櫓やズリ山は分かりやすい炭鉱遺産ですが、ここも炭都赤平第一歩の地と言えるスポットですから是非見ておきたい場所です。
露出した石炭層は赤矢印の場所付近にあります。
下に降りていくとこんな感じで空知川を眺めることが出来ます。赤矢印の場所が露頭炭層です。この部分を望遠レンズでズームして撮影してみます。
丁度紅葉の下側の岩が黒ずんでいるのがお分かり頂けますでしょうか？これが石炭層です。先ほども申しましたが、古代の木や草がその後に堆積した土、砂で圧迫されて出来たものが石炭ですから、本来は地下深くに存在するものです。
しかし何かのはずみで断層が出来、この様にここ一部分だけが地面に露出した訳です。もしこの露頭炭が無かったら赤平は石炭で栄えることがあったのでしょうか？石炭の町として栄えた赤平の礎とも言えそうなスポットです。
赤平市では石炭の様な見た目の「塊炭飴」がふるさと納税の返礼品として選ばれています。もちろん市内のお店でお土産としても売っています。
| 住所 | 〒079-1143 北海道赤平市赤平 |
| ホームページ | 空知川露頭炭層（炭鉄港ポータルサイト） |
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