本日は千歳空港内にある松尾ジンギスカンです。やはり北の玄関口である千歳空港ですから空港内でジンギスカンが楽しめます。
■ 北海道旅行の〆はジンギスカン
飛行機の場合、保安検査などがありますのでかなり早めに空港に到着しなければなりません。余裕を持って空港には到着したいところですが、早すぎると時間を持て余してしまうので勿体ないと考えるのもこれまた人情です。
そこでオススメなのは「北海道を発つ前にジンギスカン」です。食事の時間分早めに到着するプランなら、万一アクシデントで到着が遅れても1時間位ならジンギスカンを諦めるだけで稼げます。そんなプランにもってこいなのがここ千歳空港にある「松尾ジンギスカン 新千歳空港店」です。
お店は空港ターミナルの3階にあります。ジンギスカンを食べることは勿論、冷凍ジンギスカンの持ち帰り、発送などもして貰えます。兎に角ここ一カ所でジンギスカンのことなら事足ります。
松尾ジンギスカンは通販もありますので、自宅でもジンギスカンを手軽に楽しむことが出来ます。味付け肉だけでなく鍋も売っています。
■ 鉄板じゃなく、鍋
店舗脇にはジンギスカン鍋の特大看板が飾ってあります。昨年リニューアルしましたので既に先代の形となりますが気分を盛り上げてくれます。ジンギスカンというと鉄板で羊肉をジュージューと焼くイメージですが、肉汁やタレで野菜を煮ますので鉄板ではなく鍋なのです。
最新の鍋はこちらです。野菜を煮る部分が広くなり、実際に使ってみるとかなり使いやすいです。
■ ジンギスカンは北海道の食文化
ジンギスカンは北海道の食文化ですが、それ故に東京と北海道では商品の位置付けも違ってきます。東京では北海道の珍しい料理という位置付けですが、北海道では日常の定食です。味噌汁やサラダの付いたセットも普通の定食屋の様に用意されていますが、東京の店舗にはありません。
そして何とご飯、味噌汁おかわり自由!!これも東京の店舗にはないサービスです。やはりジンギスカンを食べるなら東京で食べるより北海道で食べた方が良いです。
マトンジンギスカンセットを注文してみました。マトンとラムではどちらが良いかという話ですが、初めて食べるならラムの方がクセが無く柔らかくてオススメです。「クセがある」という言い方をしますが、実際はかなり美味しくて時々食べたくなる位です。
しかし初めて食べる肉の味というのはやはり気になると思いますので、初めての方はラムの方が良いと思います。しかし慣れてくるともうマトンしか食べられなくなります。羊独特の脂身というか、この部分がないと物足りないという感じです。
■ 初めての人は店員さんに頼ろう
ジンギスカンにはジンギスカンの流儀があります。簡単に言ってしまうと火力は弱火、周辺の溝で野菜を煮て肉は鍋の頂上で焼く訳ですが、初めての人は「初めてなので盛り付けお願い出来ますか?」と頼めば手際よく鍋の上に並べて火力も良い塩梅に調整してくれます。めっちゃ頼りになります。
最近ではこうしてジンギスカンの能書きを垂れている私でも、最初の頃は本当にお世話になりました。この盛り付けの手際の良さは東京の店舗も同じです。慣れないうちは店員さんに頼ってしまうのも美味しく食べる秘訣です。
■ 野菜は周囲の溝に、肉は中央で焼く
一人用鍋に店員さんが盛り付けた例です。上側に浸かっていない野菜もありますが、周囲の溝では野菜がタレに浸かって煮込まれ、最上部では肉が焼かれています。この時肉汁が下のタレに滴りまたタレの旨味が増す訳です。
野菜はタレに浸かった野菜から食べていき上の野菜をまたタレに入れていけば良いのです。
北海道には多くのジンギスカン店があり、それぞれに味が異なるのですが私は初めて食べたのが松尾ジンギスカンだったこともありここの味が結構気に入っています。肉の下処理が上手いのか未だ家庭ではこの味のレベルまでいけてないのが現状です。
今回は北海道と言えばジンギスカンという事で、新千歳空港にある松尾ジンギスカン 新千歳空港店をご紹介しました。北海道に行った際は是非食べてみて下さい。最初はラム、慣れてきたら絶対マトンです!