タウシュベツ川橋梁

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 かつて帯広から北上して十勝三股まで向かう士幌線という国鉄線が存在しました。その為途中の上士幌町には士幌線の遺構が数多く残りますが、その中でも有名なのがこのタウシュベツ川橋梁ではないでしょうか。

 糠平ダム建設で湖底に沈んだものの、水位が下がると姿を現す幻の橋とも呼ばれています。上士幌町の観光スポットでも人気のスポットですが、経年劣化で崩落が危惧されこの美しいアーチが連なる姿を見られるのもあと少しと言われています。

 林道から来た高さから見るとこんな風景です。士幌線が廃止となったのは昭和62年3月ですが、このタウシュベツ川橋梁を列車が走らなくなったのは昭和30年です。糠平ダム建設に伴うルート変更の為このタウシュベツ川橋梁はその役割を終えました。

 この時は水位が低かった為下側に降りてみましたが、水位が上昇すると箸も完全に水没しますので、その差はかなり大きなものです。

 タウシュベツ川橋梁は上側から見た風景とはまた違った顔を見せてくれます。ところでこの写真を撮影したのはもう7年前、6年以上の月日がたっています。現在は上部の損傷が激しく眼鏡の縁のような形状になりながら辛うじて連続するアーチ状を保っています。

 正直あと数年で崩落してしまう可能性もありますが、幸い魅力的なその姿に魅せられた多くの写真家が美しいその姿を記録として残していますので、写真集を広げればその美しい姿は永遠に語り継ぐことが可能そうです。


タウシュベツ川橋梁

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 かつては平原だった場所もダム建設で湖底となりましたが、この様に水位が下がるとまた平原へと戻ります。しかし短時間のうちに成長する雑草のみで朽ちた切り株が点在する姿は野付半島のトドワラの様な雰囲気を醸し出しています。

 現在このタウシュベツ川橋梁へ行くには林道を通らなければなりませんが、林道入口のゲートの鍵を借りなければなりません。しかしこちらのページで1日10本という幻の鍵となっています。

 そこで時々藪の中を迂回してゲートを突破、徒歩や自転車でタウシュベツ川橋梁へ向かおうとする人がいるみたいです。しかしここはヒグマの生息地帯で近年は付近の国道に出てくるほど活動を活発化しています。一方ゲートからタウシュベツ川橋梁は約4km、携帯電話不感地帯もあります。

 確かに素晴らしい光景ではありますが、そこまで危険を冒して行く場所でもありません、絶対にやめましょう。また経験値豊富なガイドが付くひがし大雪自然ガイドセンターが行うツアーに参加するのも安全に楽しむ近道です。


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