貨物輸送の要 三岐鉄道三岐線 東藤原駅
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本日は三岐鉄道三岐線の東藤原駅に降り立ってみたいと思います。終点は二つ先の西藤原駅となりますが、ここ東藤原駅は三岐鉄道の重要な側面の貨物輸送の要となる駅です。

近鉄富田駅方向、伊勢治田駅方向を見ると右側に留置線が存在します。本来なら貨物車両が待機するスペースではないかと思いますが、旅客車入替の為のJR211系が所狭しと並んでいます。
そしてその横には見慣れないグレーの貨車がありますので、見てみましょう。

この車両はこの地域でしか見ることが出来ないホキ1100ホッパー車です。このホキ1100を使用してここから炭酸カルシウムを輸送し、逆にJERA碧南火力発電所(碧南市駅)からフライアッシュ(石炭灰)を輸送しています。

先日ご紹介したED45重連の姿も見られます。この先に太平洋セメント藤原工場と貨車積込線があり、ここからJR富田駅まで貨物輸送が行われ、そこでJR貨物にバトンを引き継ぎます。

西野尻駅方向を見た留置線の様子です。下にあるのは「入標」とあり入換標識にですから操車掛の誘導が必要になります。

西野尻方の留置線に停車している機関車と、将来旅客輸送を担うJR211系です。奥に見える工場施設が太平洋セメント藤原工場です。

東藤原駅から西野尻駅に向かうと途中車窓には太平洋セメント藤原工場内にある積込線を見ることが出来ます。

今度は東藤原駅の駅前を見てみましょう。広い駅前広場には貨車が1両展示されていました。

この静態保存されている貨車はセメント輸送用のホキ5700です。現在はタキ1900がセメント輸送の主力ですが、昔はこのホキ5700で四日市へセメントを輸送していたのでしょう。Wikiによると2003年頃までこのホキ5700によるセメント輸送が行われていた様です。
ところで先程から出てくる社名は太平洋セメントなのに、小野田セメント?と思われるかもしれません。小野田セメントは秩父セメントと合併して秩父小野田となり、更にそこに日本セメントが合併して1998年に太平洋セメントとなりました。

最後に駅舎はレンガ造りっぽい外観の2階建てです。この三岐鉄道三岐線ではワンマン運転は行われているものの駅員が常駐しているのが特徴です。この三岐線には幾つかの主要駅がありますが、ここ東藤原駅もまた太平洋セメントからの積込駅として重要な役割を担っている主要駅の一つです。
| 住所 | 三重県いなべ市藤原町東禅寺 |
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