
船の科学館が9月末日で休止、青函連絡船は譲渡される見込みです。一度イタリアへ行き展示船として働いたせいか改造箇所も多いですが、船橋の機器の状態は良く、また展示されていないスペース(機器室、無線室など)も気になるところです。外観では舷門などは原形を留めていませんが、ファンネルは国鉄時代を再現していたり、また船体も綺麗なだけに今回のニュースはとても残念です。

青森港(旧青函2岸)に展示されている青函連絡船メモリアルシップ「八甲田丸」、かつてはここから北海道の旅が始まりましたが、現在は当時の連絡船を知ることの出来る博物館となっています。駅から歩いて5分、少し駆け足で廻れば30分程で見ることも出来る施設です。乗り換えの際、急いで函館行きに乗るのも良いですが、1時間後の列車を選択してちょっと25年前の旅を覗いてみませんか?

前編で可動橋、客室、船橋、航海甲板と見てきた八甲田丸ですが、後編では車輌甲板、機関室を見学します。車輌甲板で貨車を直接輸送する連絡船の姿はまさに「鉄道連絡船」の使命そのものを物語っています。現役時には見られなかった連絡船のもう一つの顔をお楽しみ下さい。前編をまだご覧になっていない方はこちらです。