本日は北海道のお土産で定番の六花亭、その中でも人気の「マルセイバターサンド」をご紹介します。味もパッケージデザインの由来も北海道の中の北海道という感じのお菓子です。
■ 「マルセイ」とは?
まずは「マルセイ」とは?というお話をしていきたいと思います。このパッケージのデザインは晩成社のバター缶「マルセイバタ」から来ています。「マルセイ」は「丸成」、「成」は「晩成社」の「成」です。中央の赤い帯を切って缶の周囲に巻くと当時のバターが入った缶になるイメージです。
晩成社とは明治時代の十勝開拓結社の名称で1902年には十勝でバター工場を作ったと言われています。この晩成社を率いたのが、依田勉三氏でラベル右側に「依田牧場製」の記載が見られます。
名称とデザインは十勝開拓の先人への敬意が込められたものだったりする訳です。ちなみに北海道の六花亭直営店では使用しているバター「マルセイバタ」も販売されているそうです。
今回は自宅用ということで5個入りを購入しました。この様に個別包装されていますので、一人で何日かに分けて食べても、何人かで食べるにも便利です。だいたい賞味期限は1週間位です。
■ 六花亭のチョコは別格の味?
六花亭を始めて知ったきっかけはチョコレートだった私ですが、初めて食べた感想は「美味しい、不味いじゃない、一般的に売られているチョコとは別格」でした。ミルクのコクというか濃い感じが全く別次元でした。
そんな六花亭のホワイトチョコとこれまた乳製品のバターを混ぜ合わせたバタークリームですから美味しくて当たり前なのです。そこに大粒のレーズンがたっぷりと混ぜ込まれています。
カットしてみました。レーズンがたっぷり練り込まれているのが分かります。また味付けに洋酒も利用されている様で、上品な大人の味です。
そして上下のビスケットはあまり粉が出ていません。これまたバターの効いたしっとりした歯ごたえでこれもまたバタークリームに合って美味しいビスケットです。
■ お土産にも自宅用にも
北海道内のお土産店や空港内のお土産店には必ず並んでいるお菓子ですのでお土産用と考えがちです。確かに買っていくと喜ばれるお土産の定番ですが、そんな美味しい菓子ですから自宅用にもオススメです。しかし一度食べるとクセになるので、一度味わってしまうと私の様に定期的に購入する人になってしまうかもしれません。
六花亭 マルセイバターサンド 5個(Amazon)
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