【北都】熊肉大和煮缶

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 「熊肉は美味い!」と聞いて興味はありましたが、生肉は「自分で美味しく仕上げられるのか?」という不安もありした。しかし「美味しい」と聞くと食べてみたくなるのが人情、そんなこんなで悶々としていたら缶詰「熊肉大和煮缶」が通販出来ることを知り食べてみました。

 生肉は良くも悪くもまた別格の味とは思いますが、まずは手軽に一歩踏み出せた感じです。

 これが熊肉の缶詰で、北海道の「北都」という会社が作っています。北海道なのでヒグマではないかと思いますが、熊の種類は書かれてなく「熊肉(北海道産)」と表記されていました。中身は熊肉の他、タケノコ、しょうがを一緒に煮た味噌味の大和煮です。

 缶詰の内容量約70g、一般的なシーチキン缶と同じ位の大きさを思い浮かべて貰えればイメージできるかと思います。

  ところでネットの低評価の理由に「この金額でこの量かよ!」というのがありましたが、熊肉は供給量が少なく高価です。部位にもよりますが、生肉ですと100gで1000円とかの世界です。スーパーで売っている豚肉などと比較すると可哀想です。量についてはそんな目で見てあげてください。

 熊肉は缶のまま湯煎して十分温まったら開封して盛り付けます。写真は盛り付けた熊肉とタケノコの大和煮です。この大和煮という料理に熊肉はとても相性の良い食材ではないでしょうか。熊肉がタケノコを美味しく、そしてタケノコもまた熊肉を美味しく引き立てている感じです。

 熊肉はサッパリした味で噛むとホロホロと崩れる感じでした。野生の動画で見た風貌から想像すると味はもっと獣臭くクセが強い様に想像していましたが、ここは拍子抜けでした。勿論缶詰に加工されていますので、生肉を自宅で調理したものとは感想も異なってきますが、想像以上に食べやすい味、触感という感想です。

 そして是非味わってもらいたいのが脂身です。この脂身の甘さ、旨味が「熊肉は美味しい」と言わしめる理由の一つではないかと思います。この様な缶詰料理ですと熊肉だけでなく大和煮自体の味付けも美味しい訳で総合評価になってしまいますが、熊肉デビューの感想は「期待していた通りの美味さ」でした。

 個人的にはかなり満足の缶詰「熊肉大和煮缶」でしたが、私的に2つほど思ったことを。やはり肉ですから暖めて食べた方が美味しいと思います、湯煎でしっかり暖めましょう。

 そして量の割には少々高価に感じる缶詰ですが、熊肉を楽しむということなら一人一缶を奮発してください。二人で分けるのも仲睦まじく美しき姿と思いますが、熊肉の美味しさをしっかり味わって欲しいと思います。

 9月に北海道へ行ったのですが、写真のオホーツク紋別空港や苫小牧のフェリーターミナルでも売っていましたので、北海道のお土産の定番の一つの様です。

 ちなみにこの缶詰を作っている北都は北海道の缶詰をはじめとする食品加工業者ですので、ラインナップを見るとジビエを始め北海道ならではの色々なメニューを販売しています。

 熊肉が美味い、不味いを語るならやはり目の前で生肉を鍋にする位の事をしないと大きな事は言えそうにありませんが、家庭で手軽に熊肉がどんなものかを味わうには手頃な缶詰だと思います。


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